映画『トイレのピエタ』

コメント

―だからあなたに観て欲しい―

キャスト・スタッフのコメント

みんな真衣に会いたいんだ。
この濁った、広い世界で唯一「あなたにだけ言えることがある」。
そんな喜びを僕らは知っているから。またいつか、真衣に会いたい。

野田洋次郎


宏と真衣。2人は2人にとって唯一の絶望で、希望だ。
きっとそれを目撃できた人には、美しいなにかが残るはず…。そう願う。

杉咲花


人が生きる、死ぬというのは深刻なことですが、
主演の二人のやりとりを見ていると、少なくとも悲しくはないと思えます。
そんな、なんとも言えない感情と、洋次郎がRADWIMPSで唄っている世界観が、
見事に映画に投影されているような気もしました。

リリー・フランキー


この作品に参加し、ひろしという主人公を通じて、
「生きる」という当たり前に思う事は、
「奇跡」である事を深く感じられた事に感謝です。
この作品があらゆるモノを超え愛されますように。。。

宮沢りえ


現場に入った途端、全てのスタッフの人が洋次郎さんを愛してることがわかりました。
彼の為に良い映画を作るんだ、そんな想いにあふれていました。
やっぱり、やっぱり、洋次郎さんはすごい人なのです。

大竹しのぶ


正面から「生きる」ってことを描いてみたかった、
生も死も恋も希望も絶望もなにもかもすべて肯定したかった。
『トイレのピエタ』はそういう映画になった。
最期の歌がすべてを洗い流してくれる。勇気をもらえる。

プロデューサー 小川真司


どうせミュージシャンの……だろ、と高を括って見過ごすアナタ!
野田洋次郎の贅肉を極限まで削ぎ落とした魂の演技は “必見” です。

プロデューサー 甘木モリオ


これは不器用な生き方しかできない人たちの物語。
野田洋次郎と杉咲花の芝居を見ながら、
僕は撮影現場で何度も涙した。

監督 松永大司




著名人の方々からのコメント

決壊して溢れ出す想像力。死を前に最後に残す生の刻印、その熱さ。今、この時、迷わず未来を信じようとする映画と出会えたことはとても良かった。感動した。

犬童一心(映画監督)


人は死ぬ時にこそ初めて生きていることを実感できるのではないのか
それは喜びなのか悲しみなのかはわからない
存在している、ただそれだけで幸せなことなのかもしれない
この映画は救いの映画だ

妻夫木聡(俳優)


絶望に追い立てられようやく命を振り絞れたとしても、取りこぼしてしまったものは返ってこない。 主人公 園田宏は愚かな男かもしれないが、馬鹿正直でもあり、そんな彼の佇まいに羨望を感じてしまった。

浅野いにお(漫画家)


不安な夢と未来、私たちが怖さに喘いで生きている、この世界の範囲は果たしてどれぐらいなのか。操作された夢、設定されてしまった生、その虚しさを振り払いながら今を生きるため、我々は声を張り上げるべきではないだろうか。“トイレのピエタ”の真衣のように、我々は現実に向けて喚き立てるのだ。 そうしないと、このまま沈んでしまうかもしれないから!

ヤン・イクチュン(映画監督・俳優)


人間は誰もが世界と繋がっていることを証明している映画だ。人生を肯定してみようと思った。

行定勲(映画監督)


彼はこう言っていた。「自分」というたった一人を生かす為に、僕たちは、他人=自分以外の世界=輪郭の外側の全て、とどう付き合えばいいのだろうか…。自分という現実と空想でも誰が他者の痛みをカラダで分かるのだろうか…。

田中泯(舞踊家)


今わたしたちに必要なのは、慰めの物語などではない。
ロウソクの火のようにやがて消えゆく生を、なんとか掴もうとする青年を映したこの映画は、無気力の蔓延する現代に、強烈な炎の矢を放つ。

キム・ヨンジン(全州国際映画祭エグゼクティヴ・プログラマー)


これは架空のドキュメンタリーである。野田洋次郎があまりに自然に役に同化しているせいだ。監督の手腕と応えた俳優さんたちに脱帽です。

澤本嘉光(CMプランナー)


これまで何度か“トイレのピエタ”の映画化の話があった。でも脚本にしてその熱意を語ってくれたのは松永監督だけだった。
直感的にいい作品になるんじゃないかと思った。松永さんは“トイレのピエタ”のアイデアから、見事に自分の作品を生み出した。デビュー作にエールを贈りたい。

手塚眞(ヴィジュアリスト)

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